恵比須は「福の神」の代表。鯛を抱いた福々しい相好はなじみ深いものです。恵比須の名は、外人を意味するエビスと同じで本来は異郷から来臨して人々に幸福をもたらすと信じられた神です。漁村では海の神、農村では田の神、山村では山の神、都市では市神、福利を招く神として、商人からも深い信仰が寄せられています。