ガビチョウ(Hwamei) スズメ目メチドリ科 外来種(籠抜け) 全長25cm
中国南西部原産でペットとして飼われていたものが野生化した、急速に増えつつあるらしい。
これは以前から鳴き声はよく耳にするのでなんだろうと思っていたが、やっと声と姿が一致した。
どうもなじめない鳥だと思っていたら、外来種(籠抜け)だそうでペットとして飼っていたのを、
故意にかどうかは定かではないが逃げ出して野鳥化したものだそうである、適応力が強くて1995,6年頃から
急速に生息域を拡げつつある、ということはこれと同じような在来種の領域を侵すわけで、
生態系が狂ってきて絶滅する種が出てくるかもしれない。
中国雲南省原産である。鳴き声は澄んでいて結構心地よい感じだが・・・この姿一度見たら忘れられない。
大きさはヒヨドリよりもちょっと大きくてずんぐりしている。
2006/03/19追記
2005年6月1日に外来生物法(正式名 特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)が施行された。
この中でガビチョウはアライグマ、カミツキガメ、ブラックバス等とともに37種類の特定外来生物のひとつに指定されている。
鳥類はガビチョウ、カオジロガビチョウ、カオグロガビチョウ、
ソウシチョウの4種である。
・外来生物被害予防三原則「環境省資料より」
1.入れない 悪影響を及ぼすかもしれない外来生物をむやみに日本に入れない。
2.捨てない 飼っている外来生物を野外に捨てない。
3.拡げない 野外にすでにいる外来生物は他地域に拡げない。
被害が拡大すると防除の対象となることがあるようである。
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